捨て目、捨て耳
昨日、ある方にお誘いを頂き (社)那覇法人会 創立35周年祈念 の講演会に参加させて頂きました。
「開運!なんでも鑑定団」等でおなじみの 古美術鑑定家:中島誠之助氏の公演があったのですが、中島氏のお話しの中で「捨て目」、「捨て耳」という言葉がありました。
中島氏がお話しした例えとは違いますが、自分は下記の様に理解しました。
・同じ物を見ていてもその中からある物を見つけ出す人とそうでない人。
・同じ話しを聞いていてもその中からある大切な事柄を理解する人とそうでない人。
「捨て目」、「捨て耳」というよりも「拾い目」、「拾い耳」という感じがしますが、要は日常の何気ない(特に意識していない)状態を「捨て」といい、その時の「みかた」、「ききかた」の事をだそうです。
その違いがプロフェッショナルとアマチュアの違いなのだと思います。
プロフェッショナルな人は常にアンテナを張っていて、大切な物や事を視(聴き)逃さないように努めていると思います。
漢字(英語)で書くと「視る(Look)」と「見る(See)」、「聴く(Listen)」と「聞く(Hear)」の違いだと思います。
どんな世界でもやはり一流のプロフェッショナルというのは日々の研鑽を怠らずに、努力を積み重ねていると言う事でしょうね。
講演中の中島誠之助氏①
講演中の中島誠之助氏②
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